世界遺産、韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)は、「明治日本の産業革命遺産」として2015年に世界遺産に登録された史跡です。
反射炉とは、金属を溶かし、大砲などを鋳造するための溶解炉で、韮山反射炉は実際に稼働した反射炉の中で唯一現存するものとなっています。
幕末期の代官である江川英龍(坦庵/たんあん)公が手がけ、のちを継いだその子、英敏が完成させたといいます。
2016年にオープンした韮山反射炉ガイダンスセンター内には、反射炉にまつわる展示や映像作品が鑑賞でき、反射炉の歴史や鋳造について学ぶことができます。
史跡についての理解をより深めたい方は、無料で「韮山反射炉ガイド」をご利用いただけます。現地で直接の申し込みも可能ですが、事前予約がおススメです。
韮山反射炉は桜スポットとしても親しまれ、4月上旬には満開の桜の花の中を突き抜ける、反射炉を見ることができます。
夜にはライトアップが行われ、夜闇にうつる反射炉と、桜との幻想的な風景をお楽しみいただけます。
春や秋には茶摘体験が楽しめる茶畑や、梅雨明けにはホタル観賞の楽しめる小川、イベントやマルシェが開催される芝生広場など、年間を通して楽しめるスポットです。
世界遺産をバックに季節を感じてみてはいかがでしょうか?
【韮山反射炉/にらやまはんしゃろ】
静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268-1
HP: https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/bunka_bunkazai/manabi/bunkazai/hansyaro/index.html
TEL:055-949-3450
休館日:毎月第3水曜日(休日の場合は翌日)
観覧時間:4月1日~9月30日9:00~17:00、 10月1日~3月31日9:00~16:30
<お車の場合>
南箱根タントンハウスより約20分
無料駐車場あり
<電車の場合>
伊豆箱根鉄道駿豆線伊豆長岡駅より、徒歩30分、観光周遊型バス「歴バスのるーら」で8分
※周遊バスの運行は以下をご参考ください