【周辺案内】源頼朝が流され北条政子と出会った地で「鎌倉殿の13人」の時代に思いを馳せる☆蛭ヶ島公園/伊豆の国市

蛭ヶ島公園(ひるがしまこうえん)は、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公、北条義時が仕えた源頼朝が、流刑された地として伝わる史跡です。

平治の乱に破れたのち、伊豆に流された源頼朝は、1160年から1180年までの20年間の長きに渡って、この地で過ごしたといいます。

北条義時の姉 政子は、この地を治める北条家の長女として生まれ、周囲の反対を押し切って、この地に流された源頼朝の妻となりました。

蛭ヶ島公園には、富士山を見つめる二人の銅像が並んでいます。

伊豆の国市公式ホームページより

https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/

史跡は「蛭ヶ島公園」として、市内の歴史巡りの中で訪れるような公園として整備されています。

公園内には江戸時代の末に伊豆の地誌「豆州志稿」を著わした秋山富南が、この場所を頼朝配流の地と考証したことを記念する「蛭島碑記」の石碑のほか、富士山に向かって立つ源頼朝と政子夫妻のブロンズ像があります。

併設された蛭ヶ島茶屋では軽食やお土産などを購入でき、旅の休憩にはぴったりの場所です。駐車場やトイレも完備しておりますのでご安心ください。

公園周辺にはのどかな田園風景が広がり、晴れた日には遠くに富士山も望むことができます。公園内にはソメイヨシノがあり、3月下旬頃から淡いピンクの花を咲かせます。

この地に流された源頼朝が、何を思ったのか。頼朝や政子が過ごしたかもしれないこの蛭ケ島公園で800年前に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


【蛭ヶ島公園/ひるがしまこうえん】

静岡県伊豆の国市四日町17-1

HP: https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/

〈お車の場合〉

南箱根タントンハウスより約16分

無料駐車場あり

〈電車の場合〉

伊豆箱根鉄道駿豆線韮山駅より、徒歩約9分